東京、駒場にある日本民芸館。
石の塀に囲まれた、古そうで新しそうな建物。
調べてみると1936年竣工だそうで建物自体はそんなに古くないのだけれど、
ぬくもりある、あじのある陳列品がとてもいい時間の経過を感じさせてくれます。
柳宗悦という方が大正時代に始めた民芸運動。日用品の中に「用の美」を見いだすことを提唱した運動だそうです。
実はこの運動の事は名前ぐらいしか知らなかったのですが、今回の訪問を機に調べてみることに。
すると私のママが長年コレクションしている松本民芸家具もこの運動の流れであること知り、
納得。
ドレッサー、クローゼット、ダイニングテーブル、箪笥、小箪笥、などなど。
小さい頃からこの流れに囲まれているんだから、この民芸館、妙に居心地が良かったはずだ。
和室にも洋室にもぴったり合って、何十年経っても、ずっしりと存在感を感じさせる家具。
色は経年変化し、少しづつ赤くなってきて、水目桜の木目が浮かぶ。
ママが最初にこの家具を選んだのは40年以上前。
今でも新しい家具を探す時には必ず松本民芸家具の話が話題にのぼる。
下手な家具を選んでしまうと絶対に負けてしまうし、
どんなに気張ってもやっぱり勝てない。
「40年以上経っても、今でもやっぱりこの家具が一番なんだ。」
と私のママがこよなく愛する理由、「用の美」という言葉を知って、少しわかったような気がした。
和室にも洋室にもぴったり合って、何十年経っても、ずっしりと存在感を感じさせる家具。
色は経年変化し、少しづつ赤くなってきて、水目桜の木目が浮かぶ。
ママが最初にこの家具を選んだのは40年以上前。
今でも新しい家具を探す時には必ず松本民芸家具の話が話題にのぼる。
下手な家具を選んでしまうと絶対に負けてしまうし、
どんなに気張ってもやっぱり勝てない。
「40年以上経っても、今でもやっぱりこの家具が一番なんだ。」
と私のママがこよなく愛する理由、「用の美」という言葉を知って、少しわかったような気がした。
博物館に並んでいるような手に触れられない銘品、逸品を眺めるのもいいけれど
使う為に作られた、はたらき者の品々を眺めながら、使い勝手を想像するのもいいでしょう。
この民芸館に展示してある物は、そんな楽しみを感じさせてくれます。
The Japan Folk Crafts Museum
http://www.mingeikan.or.jp/english/
松本民芸家具
http://matsumin.com/index.html
By Mrs E
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